「胎蔵界曼荼羅」は、大日如来の慈悲と智慧の光が世界の隅々にまで浸透してゆくさまをあらわします。中心部は「中台八葉院」といい、大日如来を中心に、宝幢如来・開敷華王如来・無量寿如来・天鼓雷音如来・普賢菩薩・文殊菩薩・観自在菩薩・弥勒菩薩の八尊が取り囲みます。その外周には、遍知院・持明院・釈迦院・虚空蔵院・文殊院・蘇悉地院・蓮華部院・地蔵院・金剛手院・除蓋障院・金剛部院が配置され、中心から外へと向う大日如来の智慧の働き、悟りの世界への道程を示しています。
■サイズ
・軸寸法/144×83cm
・作品寸法/75×65cm
■仕様/上緞子仏表装、美術複製(テルノグラフ)