NBT-4724 関根真紀・作 アイヌ文様刺繍アットゥシ(額入)

107,800 円(税込)

希少なアットゥシを額装した装飾品

かつてはアットゥシの反物を使い「アットゥシアミプ」と呼ばれる伝統的な着物を仕立てていたアイヌの人々。現在では織り手も少なく、作業工程に手間がかかり、原材料も限られているため、アットゥシの希少価値は高く、わずかに和服の帯などに使用されるなど、高級品となっている。本作はそんなアットゥシをベースに木綿布を組み合わせ、伝統衣装を思わせるアイヌ文様の刺繍を丹念に施した額入りの装飾品だ。作者の関根真紀は、幼少の頃よりアイヌの文化に触れながら育ち、木彫り、アットゥシ織り、アイヌ文様の刺繍などの技術を身に付けた。「アイヌ文化の基本は、家族への愛。その思いがこもった作品でたくさんの人たちが喜びや幸せを感じてくれたら嬉しい」と語る。

■サイズ/約34×46cm
■素材/オヒョウ他
※本商品は在庫僅少のため、売り切れの際はご容赦下さい。
※画像は、撮影時に光が反射しないよう、表面カバー(透明プラスチック板)を外した状態です。

アイヌ伝統工芸品
沙流(さる)川流域を中心に現代まで受け継がれてきたアイヌ民族による伝統工芸品。なかでもアイヌの伝統を色濃く残しているのが平取町(びらとりちょう)の二風谷(にぶたに)集落で、「二風谷イタ」(盆)と「二風谷アットゥシ」(樹皮から作った糸で織った反物)は北海道で初めて経済産業省の「伝統的工芸品」に指定された。

※「アットゥシ」と「アットゥシアミプ」の「シ」と「アットゥシアミプ」の「プ」は正確な表記では小文字となります。