NAK-5243 曼荼羅タロット《観仏符》

12,000 円(税込)

東洋の秘教である密教のマンダラをベースにした画期的なタロット

マンダラ(曼荼羅)とは、密教的宇宙観や仏の悟りの境地を体系的に配列して図示したもの。荘厳なアートとしても楽しめるが、元は修行のために創出されたものであり、抽象的かつ難解な図絵である。《観仏符(かんぶつふ)》は、そんなマンダラの深遠な世界を37枚のカードに解体し、誰でも気軽に占いやマンダラ体験が楽しめる“仕組み”へとアレンジした画期的なタロットだ。制作したのは仏教美術の専門店「天竺堂」(静岡県三島市)。マンダラ研究家でもある天竺堂代表の天竺孔一氏が、これまでになかった日本発のタロットとして、15年もの歳月を費やして研究・開発した。タロット・カードとして占いを楽しむのはもちろん、瞑想やマンダラ建立を通して霊性を進化させたり、さらには人間力の向上を図ることができる。プロの占い師や占い好きな方、また仏教やマンダラの世界に興味のある方にお勧めだ。

■セット内容/カード×37枚、手引書(90頁)、図解
■備考/専用桐箱入(豪華摩尼宝珠柄の金箔押し)

《観仏符》の楽しみ方
《観仏符》は金剛界曼荼羅の「金剛界三十七尊」を図柄のベースにしており、37枚の各カードには、天竺堂が所蔵する2000枚以上の仏画から厳選された如来、菩薩などの仏尊の姿が描かれている。気になる利用法は、シャッフルした後に数枚のカードを選び、選んだカードの組み合わせから答えを導き出すオーソドックスな占法はもちろん、1枚引き、3枚引き、5枚引き、9枚引き、今日の運勢、恋愛運、金運、仕事運、家族運まで、多彩なタロット占いが楽しめる。しかしながら、《観仏符》がただのタロットではない所以は、占いだけではなくマンダラ作りに挑戦できる点にある。各尊に呼びかけながら気持ちを込めてカードを並べ、マンダラを建立すると共に、宇宙の真理そのものである大日如来との同化を目指してゆく。そして建立したマンダラを観じ終えた後は、執着を捨て、ためらわず崩し、無常の理を受け入れる……。これを繰り返すことで、霊性の進化や人間力の向上を図ることができる。なお、先述の占法含め、マンダラ建立法についても付属の手引書に詳述されているので、初心者でも安心だ。

  • 大日如来を始めとする金剛界曼荼羅の仏たちが手のひらサイズの美しいカードに。筆致は極めて繊細で、原図には1200万円の値が付けられた最高級仏画も含まれる。カードを手にするだけで、崇高な力が感じられる。

  • 手引書に沿って順に並べれば、誰でもマンダラを建立することができる。整然と並べられた様は、まさに壮観。

  • とにかくすぐに始めたいという方のために、簡単な図解も封入されている。