フェルディナンド・ポルシェの設計した「最後のメルセデス」
多くのファンが今なお語り継ぐ伝説のクラシックカーを、CMCが鮮やかに再現。メルセデス・ベンツ SSKは、1920年代のドイツを代表する優美なスポーツカーだ。SSKは「Super Sport Kurz」の略で、「Kurz(クルツ)」はドイツ語で「短い」を意味しており、その名の通り同じSシリーズとして活躍していた「SS」よりもホイールベース(前輪軸と後輪軸との距離)が短く抑えられている。
設計はフェルディナント・ポルシェ。このクルマの設計の後、フェルディナントはメルセデスを去り、「ポルシェ事務所」を設立した。
1928年から4年間ほどしか生産されなかったにも関わらず、ル・マンやモナコグランプリなど、多くの有名レースで活躍したことから、伝説的なレーシングカーとして知られている。高性能でありながら活躍期間が短く、生産台数は僅か40台弱という異次元の希少性が、「幻の名車」と呼ばれる由縁である。
そんなクルマ史に燦然と輝く伝説的な一台を、1700個以上ものパーツを組み上げて、CMCが実車さながらに現代に蘇らせた。誰にも邪魔されないひとりだけの時間に、手元で存分に鑑賞したい。
■サイズ/全長約250×全幅100×全高80mm
■重量/約600g
■材質/ダイキャスト
■限定生産台数/1000台
世界のコレクターを魅了!
大人が愛でる「CMC」の超精密ミニカー
ドイツが誇る老舗自動車模型メーカー。社名は「Classic Motor Cars」の頭文字に由来する。主なスケールは1/18で、1920年代から60年代のクラシックモデルを中心にラインアップ。実車をそのままスケールダウンしたような超精密な仕上がりは、思わずため息が出てしまうほど。開発には徹底的にこだわるため、新作は年間でもわずか4〜5種しかリリースされない。