STE-5321 萩焼 粉引湯呑 佳俊作

5,500 円(税込)

暮らしに馴染む粉引の湯呑

色の付いた素地の上に白色の化粧土を施し、透明の釉薬で仕上げる粉引(こひき)は、日本へは李氏朝鮮から伝わったとされる。豊かで柔らかな表情が粉引の魅力のひとつ。素地に含まれる鉄分と釉薬とが混ざり合うことで生まれる文様が、ぴりっとアクセントを効かせている。作家は1967年より萩焼に入り、茶道具を中心に作陶してきた椋原佳俊。使う度に渋さを増す湯呑だ。

■サイズ(約)/Φ8.3×高さ9.8cm
■容量/320ml
■素材/陶器
■備考/木箱入り
※萩焼の特性上、色合い・柄・形状などが多少、異なる場合があります。一つひとつの表情の違いを魅力としてお楽しみください。また、品切れしていた場合、お届けまでに1カ月ほどお時間をいただきます。

萩焼(はぎやき)
慶長年間に韓国より渡来した陶工、李勺光、李敬兄弟が毛利藩の御用窯として開窯したことに始まる萩焼。古来より茶人から「一楽、二萩、三唐津」と賞され、愛されてきた。特徴は、焼き上がりの土の柔らかさと吸水性にある。この吸水性により、長年大切に使い込むことで「萩の七化け」と呼ばれる色合いの変化を楽しむことができる。また、この色の変化により、自分だけの器が出来上がる。