道着を思わせる色使いが引き締まった印象を与える
中華のシンボル龍と、中央には陰陽マークと「功夫」(カンフー)の文字をデザインした鉄扇。ずっしりとした重量感のあるアイテムで、道着を想起させる色使いが扇に心地よい緊張感をもたらしている。親骨部分のゴールドの意匠も効果的だ。
扇の親骨部分が鉄で出来ている「鉄扇」は、日本では戦国の世から護身用の武具として、また舞の道具として数多の武将たちに愛用されてきた。
通常時は普通の扇だが、緊急時には敵の攻撃を受け止め、逆に相手に一撃をくらわすと護身具として使われていたという鉄扇。扇を閉じた際の親骨の部分が鉄でできているため、刀を遮ることができたという。
※本品は親骨含め、鉄製ではなくステンレススチール製となります。
■サイズ/約33cm
■重量/約450g
■素材/骨:ステンレススチール、扇部分:ナイロン布