徳川御三家の威風を誇る和歌山城を模型化
和歌山城は、徳川御三家のひとつ、紀州藩紀州徳川家の居城。天正13年(1585)に紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりだ。弘化3年(1846)の天守曲輪の雷雨で大小天守など本丸の主要建造物が全焼。当時、天守の再建は禁止されていたが、家格により特別に許可が下り、嘉永3年(1850)に再建された。しかし昭和20年(1945)の大空襲により天守などの指定建造物が全て焼失。現在の和歌山城天守群は昭和33年(1958)に鉄筋コンクリートにより外観復元されたもの。ファセットでは天守曲輪全体をモデル化している。
■組立完成サイズ/横20. 6×奥行33.8×高さ13.0cm
■参考製作時間/30〜40時間(個人差があります)
■仕様/部品図11枚、組立図3枚、表紙1枚
■設計参考資料/和歌山城復元工事設計図(和歌山市)
※本商品は組み立てキットです。
※写真は組み立て完成状態です。(接着剤はペーパークラフト専用ノリを別途お買い求め下さい)。
ファセット社の「大人のためのペーパークラフト」
機械設計技術を転用した、大人のためのペーパークラフト。日本名城シリーズは、城の図面から採寸し展開図を設計した本格派。鉄砲狭間の位置や数、建物の特異形状、石垣の反り角度や変形に至るまで、本物の城の姿を再現している。ミリ単位で設計された精密さは、模型としてだけでなく、歴史資料としての価値も高い。組み立ての技術が向上すれば、紙とは思えない完成度を味わうことができる。